福島 芽衣 - 登山・スキー・トレラン用品専門店 スポーツのマンゾク

静岡県の富士市出身。富士山を見て育ちました。高校ではワンゲル部で富士山タイムトライアルや北アルプス登山を経験しました。大学卒業後は介護職に就いたのですが、コロナ禍での勤務で先の見えない閉塞感や行動制限の厳しさに疲弊し、退職。山が恋しくなって「太郎平小屋」のバイトを見つけ、働き始めました。そして２年目、山小屋で知り合った当店スタッフから「女性スタッフ募集中」と聞き、自分の経験を生かせたらと思い、働くことにしました。

太郎平小屋では５月末～１０月末まで２シーズン働き、いろんな経験をさせてもらいました。仕事のない日はいろんな山に登りました。立山連峰にはたくさんの山があって、いろんなルートがあります。往路と復路で違うルートを歩くことができるし、頂上からは自分の足跡を眺めることもできる。シンプル＆ビューティな富士山とは違った魅力があると思います。

２階のウェア、ザック関連を担当しています。働き始めてまだ日が浅いので、どんな商品があるのか、人気なのか勉強中です。社長からは「こんなのがあったらいいと思ったら伝えてね」と言われているので、自分の登山経験を生かした意見や提案ができればと思っています。

静岡出身で学生時代は奈良県にいました。日本海側はお天気が悪いイメージがあったのですが、春から夏の富山は意外と晴天が多くて気持ちいいですね。市街地はコンパクトで便利。住みやすいですよ。また職場はお客様との対話を大切にする雰囲気があって、いつも和やかです。先輩スタッフはみんなやさしいし、常連のお客様も個性的な方が多くて楽しいです。

先日、女性のお客様から登山の際のアンダーウェアについて訊かれ、自分も使っている商品をお勧めしました。その時、「下着の相談ってデリケートな内容もあるし、男性スタッフには話しづらいこともあるのだろうな」と思いました。後日、そのお客様が再来店され「すごく良かったわ」と言って、また別の商品を購入してくださいました。これからも女性の視点を大切にしながら、私にできること、求められることをしっかりこなしていきたいと思っています。